商社からコンテンツ制作会社への転職。新たな挑戦で理想の働き方を実現!

うんこ事業部 萩野里咲

皆さんこんにちは!文響社の採用担当です。今回は、2019年6月に入社した萩野里咲(はぎのりさ)さんへのインタビューをお送りいたします!

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まずは自己紹介をお願いします。

萩野里咲です。文響社に転職して2カ月目の24歳で、現在は弊社の人気書籍である『うんこドリルシリーズ』の新規事業開発やコンテンツ企画・運営等を担当する、うんこ事業部に所属しています。

前職はどんなお仕事でしたか?

商社の海外事業部で、輸出入業務や通関書類を作成する仕事を2年ほど担当していました。もともとアメリカのシアトルで幼少期を過ごした経験から英語が得意で、その英語を生かした仕事ができるということで入社を決めた会社でした。

デスクワークが中心で、社外に出て交渉したり人と会ったりするような仕事ではありませんでしたが、初めての社会人経験ということでいろいろ学ぶことも多かったです。特に仕事をする上でのコミュニケーションの大切さは働いてみて実感した部分です。また、文化も言語も違う相手とのやり取りが多かったので、相手が求めていることや、どういう風に伝えたら理解してもらえるか等、想像力を働かせながら仕事をする癖がつきました。

それに、税関書類は1文字の間違いも許されないほど厳しいルールがありますので、注意深さやミスを見つける目が養われたことはとても良かったと思っています。

転職のきっかけは?

学生の時に、オーガニックカフェを運営する会社で1年半ほどインターンを経験したのですが、そのときに出会った女性代表の生き方や働き方にとても感銘を受けました。さまざまなことに挑戦し、それを実現していく芯の強さや、社会貢献の意識など、自分も社会人としてこうありたいと強く思うようになったのです。また学生時代にはフリーペーパーの制作に関わったり、映画制作のゼミに参加したりと、自分で考えて何かを作り出すことや、世の中に何かを伝えることができる仕事にも興味を持っていました。

しかし、商社で担当していた仕事は毎日決められた書類を作成するというルーティンワーク。当初希望していた通りに英語を使った仕事に携われていたのはとてもありがたかったのですが、思いを伝えるツールとして英語を使う、ということはなく、何かを生み出したり、新しいことに挑戦する機会もありませんでした。目の前の書類とひたすら向き合い、定時になったら帰るという働き方は、自分の思い描いていたものではないかもしれないと思ったことで転職を意識し始めました。

そんなとき、たまたま編集者の知人に転職すべきかどうかの迷いを相談したところ、文響社という会社の存在を教えてもらったのです。フリーペーパーの制作などを通してもともと興味のあった出版業界だったのはもちろんですが、あの『うんこドリルシリーズ』の会社だということでとても興味を持ち、応募してみようと思いました。

具体的に、文響社のどんなところに魅力を感じましたか?

一言で表すと〝挑戦している会社〟だという点です。『うんこドリルシリーズ』という作品を手がけたこと自体がかなりの挑戦だったと思うのですが、そのことが大きなヒットにつながっています。私が『うんこドリルシリーズ』を知ったのはまだこの会社に転職するなんて思ってもいなかったころですが、書店の特設コーナーに平積みされているのを見て衝撃を受けたのを覚えています。

こんな風に誰も思いつかないような斬新なアイデアを形にして、それを世の中に楽しく広めることができる。私が思い描いていた理想の仕事がここにはあるのではないか? と感じました。

また、前職は個々がミスなく淡々と仕事をこなすことが重要視されていて、チーム全体で何かに取り組むという仕事内容ではありませんでした。どちらかというと私は、たとえ就業時間外でも夢中になれるような、チーム一丸となって熱を持ってできる仕事がしたいと考えていました。そういう意味でも、書籍などのコンテンツを一から企画してたくさんの人と協力しながら完成させていくという働き方に大きな魅力を感じました。

そのうえで、幼少期からの度重なる転校生活や様々な活動への挑戦を経て、何事も楽しむ力が大切だと思っている私にとって、うんこドリルが実現しようとしていることはまさに私自身が大切にしている価値観と一致しました。それも文響社に転職を決めた大きな理由です。

実際、入社2日目に『うんこドリルシリーズ』の作者である古屋雄作先生の写真撮影の現場に同行したのですが、この一件もおもしろい企画をみんなで実現させていた良い例だと思います。「うんこ例文コンテスト」という読者参加型のWEBサイト企画用の撮影だったのですが、撮影場所や先生の衣装などを自分たちですべて用意し、撮影までやってしまうという現場で、入社2日目の私にとっては驚くことばかり。でも、とても魅力的でこの会社で働くことが楽しみになる経験でした。

現在の仕事内容を教えてください。

うんこ事業部のうんこアンバサダーという肩書きで、SNSの更新や、『うんこドリルシリーズ』のキャラクターであるうんこ先生を使った新たなコンテンツ作りの企画立案など、さまざまな仕事に携わっています。特にSNSに関しては、『うんこドリルシリーズ』がSNSで人気になった書籍ということで、たくさんの読者の皆さんと交流や、いろんなアイデアをいただく機会が多いのも楽しいですね。入社してまだ日が浅いので、これからどんどんいろんなことに挑戦していきたいと思っています。

また、今後はうんこ事業が海外展開を視野に入れていることもあり、得意の英語を生かした仕事も増えてきそうです。直近では、ドイツのフランクフルトで開催されるブックフェアへの参加が決まっており、私も同行することになっています。

文響社へ実際に入社して感じているのは、本当に自由な社風だということです。入社前、現在の上長に「何をやってもいいよ」と言われていたのですが、やるべき決まった仕事をこなした上で余裕があれば挑戦できるという意味なのかな、と思っていました。しかし、入社した今では「本当に何でもできるんだ!」と驚いています。

やりたい事、おもしろそうな事があれば誰でもいつでも行動に移せるし、それがどうすれば成功するかを事業部内で話し合い、アイデアを出し合い、協力し合って進めていくことができる。まさに、私が理想としていた働き方だと感じています。社員の平均年齢も36歳と比較的若く、意見も臆せず言いやすいですね。各々が本当にやりたいことができる風土があるから、世の中の方にささる面白いものが生み出されているのだな、と入社後に改めて実感しています。

近い将来で実現したい仕事や、力を入れたい仕事は何ですか?

新規事業の開拓にともなう企画の立案やPRに力を入れていきたいです。現在、うんこ事業部ではうんこ先生と企業とのコラボグッズの企画やイベントとのタイアップ施策を法人向けに行っており、その仕事に私も携わることになっています。うんこ先生が持つ学びや笑いの力を通して、よりたくさんの物事を世の中に広めるお手伝いができればうれしいです。

今後、文響社でどのようなことに挑戦していきたいですか?

私の強みである英語を生かして、うんこ事業の海外展開に携わっていきたいと思っています。

また、それとは別に学生時代のインターン経験から興味を持ち、現在も勉強を続けている、食と健康についての企画にも挑戦したいです。文響社では、うんこドリルが生み出した〝初めてを楽しく、より良い物にする〟という価値観を軸にした活動に力を入れているのですが、食の分野でも同じように楽しく学べて役に立つ書籍やサービスなどを提供できるようになれば素敵だな、と思っています。いつか必ず実現できるよう、これからいろいろなことに挑戦し、それを実現していく強さを持って頑張っていきます!

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萩野さん、ありがとうございました!