内容紹介

どこにでもいる平凡なサラリーマン、雲丹亀柊真(うにがめしゅうま)。
「つつがなく静かにひとりで生きるのが一番」。
他者との距離を保ち、淡々と毎日を過ごすことに満足していた。
ある日、河童の“かぱちん”が彼の部屋に住み着くまでは——。