
内容紹介
65年ぶりの生前贈与ルールの改正により、生前贈与の定番「連年贈与」を続けていると、かえって損をすることに。実は、連年贈与の「7年ルール」導入により、せっかく非課税で贈与した財産のうち相続前7年間分が相続財産に持ち戻されて相続税の課税対象となってしまうのです。贈与財産・相続財産の一体化が進む時代にマッチした最もいい贈与法を伝授するとともに、万全の贈与税・相続税対策&相続手続きをマンガや図解を駆使してわかりやすく解説する。著者について
【根本達矢】 弁護士(2015年登録、東京弁護士会)。2020年2月より東池袋法律事務所(現職)。学生時代に家族が法的トラブルに巻き込まれたさい、周辺に相談する弁護士がいなかったことに問題意識を持ち、その問題に取り組むことを決意。国の設立した支援機関「法テラス」の常勤弁護士として司法過疎地に赴任し、司法アクセスの改善に取り組んできた。現在は地域に密着し、必ずしも強い立場にない依頼者の相続紛争に対応し、数多くの問題を解決。紛争を解決するだけでなく、依頼者が新しい歩みを進めるきっかけを作ることを行動理念としている。主な著書は『自分と家族の生前の整理と手続きQ&A大全』(共著・文響社)、『弁護士が教える 自分と家族の生前整理ノート』(監修・文響社)、『遺産分割実務マニュアル』(共著・ぎょうせい)など。