年金暮らし ひとり老後のお金と手続き 税理士・社労士が教える最善の暮らし方Q&A大全

年金暮らし ひとり老後のお金と手続き 税理士・社労士が教える最善の暮らし方Q&A大全

山本宏【監修】、山本文枝【監修】、佐藤正明【執筆】、城戸正幸【執筆】、旭邦篤【執筆】、河内よしい【執筆】、東海林正昭【執筆】

定価

1,848円
(本体1,680円+税10%)

ページ数

176

判型

A5

発売日

2025-01-09

ISBN

9784866518824

内容紹介

日本では今、団塊世代が75歳を迎える「2025年問題」により、ひとり老後の人が急増しています。さらに、身寄りのない高齢者のために設けられた社会的支援の手が届かない「老後難民」も増え、大きな社会問題になっています。
ひとり老後は、独身の人に限らず、家族のいる人にも離婚や死別によって、ある日突然やってきます。そのとき、生活資金が足りなくなった、夫婦の年金が1人分に半減した、入院時の身元保証人を頼める人がいない、要介護になったが世話してくれる人がいない、今の家に住めなくなった、などと慌てることがあってはいけません。
ひとり老後になったときは、高齢者のために用意された数多くの社会的保障・支援を利用することが重要です。例えば、家事を手助けしてくれる代行サービス、住民の輪をつなぐ地域包括支援、孤独死を回避するための見守りサービス、介護や介助をしてくれる公的介護サービス、高齢者の資産を守る任意後見制度や家族信託、死亡届や埋葬などを行ってくれる死後事務委任などがあります。要は、こうした保障や支援をうまく利用することで、安心・安全な老後を送ることができるのです。
本書は、50代・60代前半のうちにひとり老後にどう備えるか、60代後半・70代でイザひとり老後になったときに生活をどう守るか、具体的な方法を一問一答式でマンガや図解を多用してわかりやすく解説します。ひとり老後の人は「自身が老後難民にならない」、ひとり老後の親を持つ人は「親を老後難民にさせない」ための必読書です。

著者について

山本宏税理士事務所所長(税理士)、CFP(1級ファイナンシャル・プランニング技能士)。中小企業オーナー、個人資産家に対する事業承継および相続対策を得意業務とするほか、CFPとして専門の金融知識を生かした資産運用相談・不動産有効活用・財産管理などの業務も幅広く行っている。特に、常にカスタマー目線で行う税務サービスなどの提供に定評がある。著書に『マンガでわかる!もめない相続・かしこい贈与』(わかさ出版)、『身近な人の死後の手続き 相続のプロが教える最善の進め方Q&A大全』『定年前後のお金と手続き 税理士・社労士が教える万全の進め方Q&A大全』(共著・文響社)などがあり、テレビ・新聞・雑誌のコメントや執筆でも活躍中。