知れば疲れないバカの上手なかわし方

知れば疲れないバカの上手なかわし方

マクシム・ロヴェール【著】、稲松三千野【訳】

定価

1,848円
(本体1,680円+税10%)

ページ数

272

判型

四六判

発売日

2023-03-09

ISBN

9784866516110

内容紹介

フランス人哲学教授が書いたバカな人とうまく付き合うメンタル術。人間関係の困りごとにうまく対処するための本はたくさんあり、自分対バカ、困った人、話の通じない人、自分勝手な人という構図もよくあるものだ。ところが本書の場合はまず「人は常に、誰かにとってバカである」と打ち出して、バカのせいで困っているあなたも実は誰かにとっては人を困らせるバカなのだ、と気づかせるところが新しい。

著者について

著者 マクシム・ロヴェール
1977年生まれ。フランスの作家、哲学者、翻訳家。高等師範学校でベルナール・ポートラに師事。2015年から教皇庁立リオデジャネイロカトリック大学(ブラジル)で哲学を教える。本書は本国フランスはじめ、世界10か国以上で注目を集める話題作となる。ジョルジョ・アガンベン、チャールズ・ダーウィン、ヴァージニア・ウルフ、ルイス・キャロル、ジョゼフ・コンラッド、ジェームス・マシュー・バリーなど哲学書、文学書の翻訳も手がける。

翻訳 稲松三千野(いなまつ・みちの)
上智大学外国語学部フランス語学科卒。主な訳書に『少女の私を愛したあなた:秘密と沈黙 15年間の手記』『フランソワ・トリュフォー』『誰か死ぬのを手伝って:闘う障害者はなぜ安楽死を選んだのか』『バカなヤツらは皆殺し』(原書房刊)、『ぼくは死んでいる』(早川書房刊)、監訳書に『絵でわかる馬の本』(WAVE出版刊)等がある。