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内容紹介
65歳以上の7人に1人がかかるといわれる「認知症」。認知症の予備群とされる「軽度認知障害(MCI)」を合わせると800万人を超えると報告されています。軽度認知障害の始まりの多くは、ちょっとした物忘れ。アレソレ会話が増えたり、人の名前が出てこなくなったり……。そんな脳の老化を防ぐのが、計算や言葉のドリルを取り組む「学習療法」です。東北大学加齢医学研究所・川島隆太教授は、学習療法によって脳機能の維持や向上を確認。『毎日脳活』は、脳の中の脳ともいうべき前頭前野の血流を高めて、記憶力や集中力など認知機能の向上に役立つことが、川島教授の試験で確かめられています。毎日脳活に毎日一生懸命に取り組むことで、脳の前頭前野がみるみる活性化され、脳の若返りが期待できるでしょう。
著者について
1959年、千葉県生まれ。1985年、東北大学医学部卒業。同大学院医学研究科修了。医学博士。スウェーデン王国カロリンスカ研究所客員研究員、東北大学助手、同専任講師を経て、現在は東北大学教授として高次脳機能の解明研究を行う。脳のどの部分にどのような機能があるのかという「ブレイン・イメージング」研究の日本における第一人者。