内容紹介
芥川賞作家・ピース又吉直樹や、直木賞作家・西加奈子らとの共著でも知られる文筆家、せきしろ。
エッセイが東海大の入試に使われるなど、確かな文章力に定評があり、また数々の芸人にコント脚本を提供するなど、圧倒的なユーモアを生み出すせきしろの、表現力の秘密は「たとえ」にあった――。
「たとえる」とは何か。
たとえば驚いた時は
「オダギリジョーが本名と知ったときのように驚いた」
喜びを伝えたい時は
「『この犬、他の人になつくこと滅多にないのよ』と言われたときのように嬉しい」
このように、感情を際立たせる機能をもっている。
また、ありきたりになりがちな表現に、一気に彩りを与える効果もある。
たとえば、アーティストがライブで叫ぶ「盛り上がってますかー!?」
これも、たとえを使えば無数のバリエーションが生まれる。
「さるかに合戦で飛び出してくる栗のように、盛り上がってますかー?」
「お湯が沸く寸前の電気ケトルの中のように、盛り上がってますかー?」
もしあなたがアーティストの立場になった時のために覚えておいてもらいたい。
ニヤリと笑えて切なくなって、意外と学べる、かもしれない。
個性豊かな言葉の数々を見ているだけで、
発想が飛躍する一冊。
著者について
せきしろ
1970年北海道生まれ。主な著書に、映像化された『去年ルノアールで』や、『不戦勝』(共にマガジンハウス)『逡巡』(新潮社)『海辺の週刊大衆』(双葉社)などがある。また、又吉直樹氏との共著『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』(幻冬舎)、西加奈子氏との共著『ダイオウイカは知らないでしょう』(マガジンハウス)では、それぞれ自由律俳句と短歌に挑んでいる。
1970年北海道生まれ。主な著書に、映像化された『去年ルノアールで』や、『不戦勝』(共にマガジンハウス)『逡巡』(新潮社)『海辺の週刊大衆』(双葉社)などがある。また、又吉直樹氏との共著『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』(幻冬舎)、西加奈子氏との共著『ダイオウイカは知らないでしょう』(マガジンハウス)では、それぞれ自由律俳句と短歌に挑んでいる。
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