「好き」を求めて、百貨店から出版へジョブチェンジ! 転機の背中を押したのは“神様ガネーシャ”の教え。

出版営業部 中西亮

こんにちは!文響社の採用担当です。

今回の社員インタビューは2021年1月に入社した中西亮(なかにしりょう)さんです!

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まずは自己紹介をお願いします。

中西亮と申します。年齢は30歳で、文響社へ入社したのは2021年の1月です。関西生まれの関西育ちでしたが、文響社への転職を機に上京しました。新卒で入社した大阪の大手百貨店で5年間勤めた後、幼少期より大好きな「本」を仕事にするために、昨年転職しました。

 

現在の仕事内容を教えてください。

本を販売していただく書店様と、全国の書店に本を届けてくださる販売会社様(取次)への営業を行っています。エリアごとに分担しており、私は北から、北陸、東京一部、東海、関西、九州、沖縄エリアの法人様を担当しています。最近はリモートでの商談も増えていますが、実際に出張に行くことも多々あります。加えて、東京と千葉の書店様に、新刊や補充のご提案でお伺いしています。

また、文響社の核である「うんこドリル」シリーズの販売を担当し、売れ筋の分析、書店での展開例の策定、販促ツール(拡材)の作成などを行っています。出版営業部には本社社員以外にも、全国の主要エリアの書店を回るラウンダーと、関東の書店を担当する「うんこドリル専属ラウンダー」がいます。その方々に営業方針を伝え、業務のサポートをすることも行っています。

営業以外では、文響社の公式Twitterとnoteを運用しています。昨今、インターネットの情報が読者の購買行動を大きく左右するため、非常に力を入れている部分です。編集者へのインタビューなどを通じて本に対する思いや裏側を丁寧にお届けしています。ゆくゆくは、オンラインやリアルな場で、読者様と著者の接点やファン同士のコミュニティを作りたいと考えています。

 

前職はどんなお仕事でしたか?

新卒で百貨店に入社後、紳士・婦人バッグの販売を経験しました。百貨店の接客では、初対面のお客様と短い時間で良好な関係を築くことが必要です。この仕事で培ったコミュニケーション力やサービスマインドは、今の出版営業にも活きていると思います。その後は、催事企画の部署で、バレンタイン催事、アンティークフェア、写真展など集客の核となる催しを企画・運営する業務を行いました。この仕事では、何百人を超える関係者と協業し、プロジェクトを進行する力が鍛えられました。コンセプトの策定からプロモーションまで一貫して関わり、構想を具現化していくプロセスは非常にやりがいがありました。

 

転職しようと思ったきっかけは?

念願だった海外フェアの担当も内定し、非常に充実した日々を送っていたのですが、2020年のコロナ禍で状況が一変しました。多くのお客様が集まる催しが中止となるばかりか、館自体が休業を余儀なくされたのです。こうした現実に直面し、「自分がやりたいこと、なしたいことは何だろう」と内省することが増え、転職活動を始めました。大学で経営学を学んでいたこともあり、当初はコンサルティングファームにを中心に選考を受けていました。内定もいただいて転職活動を終える予定だったのですが、たった140文字のツイートが人生を変えることになります。

文響社を受けようと思ったのはなぜですか?

きっかけは、文響社公式アカウントの求人投稿でした。

話はさかのぼりますが、私は高校生の頃に『夢をかなえるゾウ』を読んで以来、著者の水野敬也先生を追いかけてきました。水野先生の作品は全て読んでいるのはもちろんですが、「夢をかなえる世界史」という小冊子を作ったり、『夢をかなえるゾウ』を模した『逆転就活』という小説を書いたりと、受けた影響の大きさは計り知れません。実は、文響社の第一作である『四つ話のクローバー』のサイン会にも参加していたほど、筋金入りのファンなのです。

そんな私にとって、この求人情報は心躍るものでした。しかもそのツイートには“業界経験不問”という記載がありました。深夜にベッドの中でこの情報を見たのですが、私は興奮して飛び起き、気が付けば溢れる思いをしたためた5000文字を超える志望動機書を書き上げていました。(※必須ではありません)

 

選考時の印象や、文響社に入社を決めた理由は?

勝手に書いた5000文字の志望動機書を含む書類選考を無事通過した後、オンラインで営業部長の遠山との1次面接に臨みました。その際、開始10分程で「合格」と言われたのには驚きました(笑)。他の企業では、選考結果の通知に1週間以上かかるのも普通でしたから、柔軟で形式にとらわれない姿勢に感銘を受けました。

ただ、心惹かれる一方で、もちろん迷いもありました。なにしろ異業種からのチャレンジなので、「本当に大丈夫なのか?」「好きなだけでやっていけるのか?」という不安があったのは事実です。その揺れる気持ちが固まったのは社長面接のために上京する前日でした。

はっきりとその瞬間を覚えているのには、理由があります。当時『夢をかなえるゾウ4ガネーシャと死神』のキャンペーンで、ガネーシャの名言をランダムで引ける“ガネーシャ名言おみくじ”という箱が全国の書店に設置されていました。ゾウにもすがる思いで上京前日におみくじを引いたところ、なんと出た言葉は「やりたいことをやる」。あまりのタイミングの良さに強く背中を押されたような気がして、挑戦の覚悟が定まりました。

 

入社して驚いたことはありますか?

最初は驚くことばかりでした。業界用語や商慣習も独特なので分からないことだらけです。それでも、疑問はその都度きちんと教えてもらえますので、基本的なことは概ね分かるようになりました。未経験の不安はよく分かりますが、私と同じように異業種から挑戦したいと思っている方がいたら、ぜひ安心していただきたいです。

「やりたいことをやる」ためのスピード感にも良い意味で驚きました。裁量の範囲内であれば、どんどん自分の判断で任せてもらえるので自然とモチベーションが高まります。言うまでもなく何でも好き勝手にやっていいわけではありませんし、重要なことに関しては上司がしっかりと目を配ってくださっています。だから、安心してチャレンジができていると感じます。

業務のIT化にもカルチャーショックを受けました。SlackやGoogleサービスなど業務ツールのほとんどは最新の外部サービスを取り入れています。これは、比較的小規模なベンチャー企業ならではの強みかもしれません。最初は実務の面での苦労もありましたが、慣れてしまえば非常に頼もしい武器となっています。

社内のコミュニケーションについては入社前に抱いたイメージ通りでした。自由で、ざっくばらんな雰囲気があり、上下左右どの方面にも風通しの良さを感じています。編集部と売り方の議論をしたり、うんこ事業部とSNS運用について相談したりと他部署とのコミュニケーションも盛んです。クリエイティブの現場を一緒に経験できるのは、本好きとしてはたまりません。

今後、文響社でどんなことにチャレンジしていきたいですか?

やはり一番は、営業としてベストセラーやヒット作に深く関わりたいです。本は一義的には著者と編集者が作るものですが、その本を世に出すためのコンテクストやプロモーション戦略は、営業が描くものだと思っています。数々のベストセラーを生んできた営業部長の言葉を借りれば、「営業力も作品の一部」なのです。大きな価値があると信じる文響社のコンテンツを世の読者様に届けるために貢献したいです。

また、本というコンテンツの可能性を追求したいと考えています。最終面接で社長の山本が言っていて感銘を受けたのですが、本は広義の「コンテンツ」と捉えると、様々な分野に応用できるポテンシャルがあります。例えば、文響社の看板作品である「うんこドリル」は、今では学習ドリルという枠を超えて、企業様・官庁様とのコラボレーション、ゲーム化、マンガ化、グッズ化など、多岐に渡る展開を成功させています。

激動の出版業界で支持され続けるためには、柔軟な発想とスピード感のある試行錯誤が不可欠だと考えています。大きな構想を描きながら足元のできることに集中し、自社や業界の発展の一助となれるよう挑戦していきたいです。

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中西さん、ありがとうございました!