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内容紹介
「ストレッチを試してみたけど体がぜんぜん柔らかくならない」「無理なストレッチで関節を傷めてしまった」という人は、ぜひこの本を読んでください。本書で紹介しているのは、筋肉を局所的に伸ばすのではなく、体じゅうに張りめぐらされたファシア(筋膜)という結合組織のつながり=「筋膜ライン」に合わせて体を伸ばすというメソッドで、最新医学の知見や解剖学にもとづいた安全なストレッチ。
筋膜ラインに着目した「たった2ポーズ」を取るだけで全身が驚くほど柔軟になり、短時間で最高の健康効果が得られる『全身連動ストレッチ』を、北里大学教授で整形外科医の高平尚伸先生が指南します。
体の柔軟性には個人差がありますが、筋膜ラインに合わせたストレッチを正しく行えば、全身がガチガチに硬い人でも柔らかくしなやかな体を手に入れることができます。そして、体が柔軟になることで、動脈硬化や高血圧といった循環器疾患を防ぐことができ、腰痛(腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニア)やひざ痛(変形性膝関節痛)、股関節痛(変形性股関節症)、首や肩の痛み(ストレートネックや四十肩)、手指の痛み(ヘバーデン結節)、足の痛み(こむら返りや足底腱膜炎)といった痛みのほか、ねこ背、巻き肩、X脚・O脚、外反母趾なども改善します。
本書では、こうした病気による痛みやこりが改善する「症状別・消痛ストレッチ」のほか、立つ・座る・しゃがむ、靴や靴下を履く、階段の上り下りなど、日常生活で「つらい」「しんどい」と感じていた生活動作が楽になる「シチュエーション別ストレッチ」も紹介。これ1冊で柔軟性も健康も手に入る究極のストレッチ大全です。
著者について
北里大学医学部を卒業後、同大学医学部整形外科学講師、同大学医学部整形外科医局長、同大学大学院医療系研究科講師などを経て現職。専門は股関節外科学。変形性股関節症の病態と治療の研究が専門で、最小侵襲手術(MIS)を手がけるなど、この分野のオーソリティとして活躍。リハビリテーション学にも精通し、股関節痛におけるセルフケアの重要性を啓蒙するとともに、患者さん自身が簡単にできる運動療法の指導を治療に取り入れている。
日本整形外科学会専門医、日本人工関節学会認定医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、日本股関節学会理事、日本人工関節学会評議員。日本整形外科学会変形性股関節症診療ガイドライン策定委員会委員、日本整形外科学会学術用語委員会委員長などを歴任。柏レイソルのメディカルアドバイザーも務めるほか、テレビや書籍などでも積極的に情報発信している。