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内容紹介
会社員や公務員にとって「定年」は、第二の人生へと踏み出す大きな節目。定年前から老後の生活を支える資金準備が不可欠であり、退職後は継続雇用・再就職の交渉、公的年金・失業給付・健康保険・退職金・税金などの諸手続きが必要になります。こうした定年前後の手続きには、知らないと損する「落とし穴」がいっぱい。逆に知っていれば正しい手続きができ、公的年金を増やしたり、失業給付を長期間受け取ったり、健康保険料を無料にしたりすることができるのです。そのためには、夫と妻の協力がとても大切。夫婦で知恵を出し合えば、損する手続きが得する手続きに一変し、退職後のゆとりある老後生活を送ることが可能になるでしょう。そこで本書は、定年前後の手続きとお金について140問を列挙し、一問一答式で図解・マンガをふんだんに使って解説します。退職前・退職時・退職後・65歳以降・70歳以降でそれぞれの手続きが一覧できる「やるべきことマップ」も掲載。定年後に収入が大幅に減った、給付金がもらえない、年金額が少ない、健康保険・介護保険の保険料が高い、生活費が足りない――あらゆる場面で「困ったときにどうする?」の答えが本書にあります。
著者について
佐藤正明(さとうまさあき)
佐藤正明税理士・社会保険労務士事務所所長(税理士・社会保険労務士)、CFP(最高ランクのファイナンシャルプランナー)、日本福祉大学非常勤講師。小規模事業者の事業育成・新規開業のサポートをはじめ、税務、会計、社会保険、相続・事業承継、年金相談など多角的な視点でのアドバイスを行っている。テレビ番組で年金・社会保険・税金のコメンテーターとしても活躍中。著書は『2000万円不足時代の年金を増やす術50』(ダイヤモンド社)、『大切な人が亡くなった後の手続き 完全ガイド』(高橋書店)、『個人の所得と税務アドバイス必携』(近代セールス社)など多数。
東海林正昭(しょうじまさあき)
社会保険労務士法人東海林・旭事務所会長(特定社会保険労務士)、年金ライフ社チーフコンサルタント、年金問題研究会主任研究員、商工会議所年金教育センター登録講師、日本年金学会会員。年金など社会保障に関して読売新聞、日本経済新聞に連載のほか、多くの雑誌に執筆。著書『再雇用・再就職と在職老齢年金』(ビスタ)、『女性の年金 得するもらい方・増やし方』(共著・PHP研究所)、『年金実践事務手引』(共著・日本法令)など。さらに新聞、テレビ、雑誌のコメント、金融機関などでの年金相談、講師を行っている。