内容紹介
「みんな大好きなじゃがいもが、200年も嫌われてたなんて へんなの〜〜〜!」南米からヨーロッパへわたったじゃがいも3兄弟が世界の人気者になるまでの物語
知ってる?
「へんなの~~」って、実は最高のほめ言葉かも!?
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この世界は「ヘン」で「ステキ」な仲間で溢れている!
6カ国を移り住んだ著者が描く、
違う国から来た人やものを大切にすることを教えてくれる絵本
南米ぺルーで仲良く暮らしていたじゃがいもの兄弟は、
ある日出会ったスペイン人に誘われ、遠くはなれたヨーロッパへ渡ることに。
「人気者になれる」って聞いてたけど、ヨーロッパではいろんな理由で
「へんなの~~」とのけものにされる日々…。
あきらめかけたその時、「へんと言う人の方がへんだ!」と言う博士と出会って…!?
自分の「ヘン」が誇らしく、ちょっぴり自信が持てるようになる
実際の史実にもとづいたストーリー。
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『からあげビーチ』『ヒミツのひだりききクラブ』に続くレアキッズ応援絵本シリーズ第3弾!
★★★RARE KIDS(レアキッズ)応援絵本シリーズとは★★★
レアキッズのための絵本シリーズは、ちょっとユニークな子どもたちを応援するシリーズ。
人見知り?アレルギー持ち?海外にルーツがある?めずらしい血液型?あるいは、左利き?
みんなのことを、わたしたちはレアキッズとよぶ。
ときに、つらいことやさみしいこともあるかもしれない。
でもレアは、キミの勲章だ。かけがえのない個性だ。そのままでいいんだよ。
大人になったら、きっとキミらしく輝くから。
この絵本シリーズは、すべてのレアキッズとそのまわりにいるみんなに楽しいエールを送ります。
著者について
文 キリーロバ・ナージャ
ソ連(当時)レニングラード生まれ。
両親の転勤とともに6カ国(ロシア、日本、イギリス、フランス、アメリカ、カナダ)の各国の地元校で多様な教育を受けた。
その中で、何事も絶対的な「ふつう」は存在せず、誰もがどこかちょっとユニークな部分を持っていることに気づく。
広告代理店入社後、様々な広告を企画し、2015年の世界のコピーライターランキング1位に。
国内外の広告やデザインアワードの審査員歴を持つ。
移民。左利き。ペスカタリアン。人見知り。日本では、早生まれ。
他の著書に『ナージャの5つのがっこう』(大日本図書)、『からあげビーチ』、『ヒミツのひだりききクラブ』(文響社)がある。
絵 古谷萌
1984年東京生まれ。スイス・広島育ち。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。
2017年に「Study and Design」を設立し、グラフィックデザインを中心に、商品開発、CI、VI、広告キャンペーン、ブックデザイン、イラストレーション、キャラクター開発など、幅広い分野で活動する。
絵 五十嵐淳子
東京生まれ。多摩美術大学造形学科舞台美術コース卒業。都内の2つのデザイン会社でグラフィックデザイナー・アートディレクターを経て、2021年よりフリーで色々なデザイン活動を始める。